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2024.08.06

管絃祭2024

ご安全に!広洋海運です。

 

本年も、毎年恒例の宮島管絃祭に参加してまいりました!

管絃祭とは、嚴島神社の神々をお慰めするために行われる、嚴島神社最大の神事です。

由緒は平清盛が平安時代の都で行われていた”管絃の遊び”の形を大胆にアレンジし、宮島に持ち込んだことにあります。

“管絃の遊び”とは、貴族が池や河川に船を浮かべ、管楽器を奏でるというものです。

神事として形を変え、宮島へ持ち込まれた際は、池や河川ではなく瀬戸の海を舞台としたずいぶんとダイナミックなものになりました。

華やかに飾り付けられた大きな御座船が、管絃を奏しながら宮島の神社と対岸の神社を行き来する様子はとても優雅で美しく、

まるで平安絵巻のようです。

 

この宮島の神様が乗られる御座船を牽引する船として、もう何十年も昔から江波漕伝馬保存会に、たをの海運が協力させていただいております。

満月の夜に管絃の音が鳴り響き、ライトアップされた厳島神社や鳥居を背に、漕伝馬や御座船が海を渡ってくる姿は幽玄の美そのもので

本年初めて御座船に乗らせていただいた弊社スタッフも、大変貴重な経験だった!と感動しておりました。

私自身初めて知ったのですが、旗や大漁旗、提灯など様々な場所にたをの海運奉納と書いてあり、これまでのご縁や歴史を感じました。

これからも地元広島・宮島の大事な行事であるこのお祭りに、末永く関わらせていただきたいと思います。