MEMBERS広洋海運の仲間

内航海運を支えている
自負と実感。
気心の知れた仲間と
働くことができる仕事。

夢への航海へすでに漕ぎ出した先輩たちは、やりがいを感じながら一歩一歩着実に、未来へ向かっています。
広洋海運では社員が一丸となり、和気あいあいとした職場環境で、内航海運のスペシャリストとして活躍しています。

船員として船を実際に運航してきた
経験を活かして、
これからは陸上から安全運航をサポートする
という役割を担っていきます。

船員として船を実際に運航してきた
経験を活かして、
これからは陸上から
安全運航をサポートする
という役割を担っていきます。

海務

陸上社員 #01

T.Iさん

2000年度入社/東京都出身

20年の船員としてのキャリアを活かし、
乗組員と気持ちを共有。

現在の仕事は陸上勤務で、第5陽周丸など担当する船の乗務員に対して乗下船の管理や荷役機械のトラブル対応をしています。海務とは簡単に言うと、3ヶ月に渡る航海を、乗組員とコミュニケーションを取りながら安全な航海をサポートするミッションです。

実は、これまで20年ほどセメント船に乗船していました。船長まで務めた後、1年ほど前に陸にあがったので、海務の仕事はまだ新人です。今まで乗っていた船以外は知らないことが多く勉強の日々ですが、この小さな積み重ねがやりがいにもなっています。また乗船勤務を経験したからこそ、現場の苦労や大変さが分かります。その経験をもとに、乗組員と気持ちを共有することが、今の私の責務だと感じています。

実はこの異動を機に、東京の実家から広島へ引っ越しました。「また船に乗りたい」と思うこともありますし、4時間交代制だったので、朝からデスクワークをしているとお昼には集中力が切れてしまうことも…。

セメント船は自動車船と異なり、積荷の積み下ろし作業も機械を使って自分たちで行います。そのため荷役機械の整備も必要となります。大型の機械のため、皆で力を合わせてかけ声を掛け合い作業するので活気があります。操船する喜びだけでなく、機械いじりが好きな人にはセメント船の方が向いているのかもしれません。

荷役を安全に、
無事に運ぶ使命感。

船員になりたての頃は船内生活に体が慣れるまで時間がかかりました。とくに荷役作業は昼夜問わず行うので、睡眠時間の取り方を覚えるのに苦労しました。

海の仕事は危険が伴います。頭だけで考えず常に先を見据えてやる、興味を持つことが大切だと思います。またチームワークが重要となる仕事です。緊張感をもって航行にあたるので、時には大きな声で注意を受けることもあるでしょう。いきなり大きな声で注意されると、びっくりして委縮してしまうかもしれません。しかし、海上でエンジン音の轟音が響く中、どうしても大きな声になってしまうことがあります。

各船員が役割を果たし、チームワークを発揮することで、安全な船の運航を支えているのです。

入社してからのストーリー

  • ~20年間 ~20年間

    セメント船に乗船、船長まで務める

  • ~現在 ~現在

    20年の乗船経験を活かし、海務へ。安全な運航をサポート