MEMBERS広洋海運の仲間

内航海運を支えている
自負と実感。
気心の知れた仲間と
働くことができる仕事。

夢への航海へすでに漕ぎ出した先輩たちは、やりがいを感じながら一歩一歩着実に、未来へ向かっています。
広洋海運では社員が一丸となり、和気あいあいとした職場環境で、内航海運のスペシャリストとして活躍しています。

機関員からスタートし、
知識と経験を積みながら
キャリアアップを重ねて、
目標だった機関長に。

機関員からスタートし、
知識と経験を積みながら
キャリアアップを重ねて、
目標だった機関長に。

機関長

海上社員 #06

H.Oさん

2013年度入社/静岡県出身

機関士は技術力とともに
感性を磨くことも重要です。

機関長はエンジンをはじめ、ボイラーや発電機などあらゆる機器の運転管理や整備を行う機関部の総責任者。各機器の担当機関士からの作業報告を確認して、全ての機関がスムーズに動くように管理しています。見回りではマニュアルに沿った確認に加え、温度や音などに普段と違う様子がないかもチェック。小さな変化の見逃しが大きなトラブルにつながることもありますから。

機関士は、正常な運転状態を維持するための技術力はもちろん、経験から得られる判断力を養うことも重要です。例えばボルトひとつでも素材によって適切な締め具合が変わりますし、取扱説明書通りに設定した機器が上手く作動しない時は最善を推測して調整しなければなりません。そんな感性の部分と技術力の両方を研ぎ澄ますには、機器の構造を理解して知識を深め、経験を積んでいくことが大切ですね。そうすれば日々の作業効率と安全管理の向上、そしてトラブルへの対応力が高まります。困難なケースほど、的確な対処ができた時には大きな達成感を得られますよ。

「この人が居れば大丈夫」と
信頼される存在を目指して。

商科大学卒業後に海上職の合同説明会への参加を機に清水海上技術短期大学へ進学後、広洋海運に入社しました。機関員からキャリアップを重ねて機関長となった今の目標は、今まで以上に機関士としての感性と技術力を磨いて、周囲から信頼される存在になること。一等機関士だった頃の機関長は知識も経験も豊富で、保全整備の指示も的確で、トラブルの前兆感知や対処にも長けている方でした。同じ立場に立てた今、自分もそんな人になりたいと思っています。

広洋海運の魅力は、陸上職員との距離の近さと柔軟なサポート体制です。子どもを授かった時は事前に出産予定日を聞いて立ち会いに間に合うように、そして妻の産後を考えて休暇を多めに調整してくれて。日頃から船員1人ひとりの生活のことまで考えてくれる会社ですね。乗船期間は3〜4ヶ月で、休暇は30日が基本。なので休暇で家に帰るたびに子どもたちの成長した姿に驚きつつも、ゆっくりと家族で賑やかな生活を満喫しています。

一日のスケジュール

パーゼロの場合
(8:00〜12:00 & 20:00〜24:00)

※航海中の航海士の仕事としてワッチ(見張り)というものがあり、3交代制で1人が【4時間×2】行います。

一日のスケジュール

入社してからのストーリー

  • 1年目 1年目

    機関員/先輩の指示に従い、雑務をこなしながら仕事を覚える

  • 2年目~ 2年目~

    二等機関士/ボイラー、発電機などの保守点検を担当

  • 6年目~ 6年目~

    一等機関士/エンジンなどの主機および関係機器を担当

  • ~現在 ~現在

    機関長/機関部の責任者として各担当者からの報告を受けて全ての機器を管理し、整備・修理を行う

他業種から未経験で転職。
会社のバックアップを受けながら
経験を積んで資格を取得し、
着実にスキルアップ。

次席二等航海士

海上社員 #07

Y.Sさん

2017年度入社/広島県出身

介護士から転職、
未経験で船員の世界へ。

20歳で介護職に就き、待遇面などの悩みもあって27歳の頃に退職。転職活動時に船員の仕事を知って興味が湧いて調べていくうち、集団生活を楽しめる自分に向いているかも、と思ったんです。そして船員のハローワークである、海運局に条件などを記入した求職票を提出。未経験でもOKという複数の企業の中から、条件や職場の近さに惹かれて広洋海運へ入社しました。

入社後は会社からのバックアップもあり、海技士免許取得のために広島海技学院に通いました。3ヶ月間講座を受けてまずは筆記試験に合格した後、免許取得に必要な3年間の乗船履歴を積むために甲板員からスタート。そして2021年に4級海技士免許を取得しました。最初は専門用語が飛び交う作業内容や1日の仕事の流れを把握することに苦労しましたね。やっと仕事を覚えてきた頃に当時の甲板長が「ホーサー出しが上手くなったな」と声をかけてくれた時は、上司から見ても成長出来ているんだと感じられて、とても嬉しかったです。

多岐にわたる業務の中で、
楽しみながら仕事に取り組みたいです。

現在はレーダー操作や操舵といった航海当直補助、荷役装置の操作や積荷時の見回りのほか、出入港時のホーサー出しやウィンチ指揮などを行っています。船員は船上生活という環境柄、仕事とプライベートが曖昧になりがちなので、誰より笑顔で過ごしたいと思っています。特にセメント船は業務の幅が広いからこそ自分で工夫して取り組めることも多いので、今の仕事の中で楽しみを見出していきたいですね。

広洋海運はバックアップ体制が充実しているので、僕のような転職組が多いのも特徴。船員同士は仲が良くて、停泊中の自由時間にご当地グルメを一緒に食べに行くこともありますよ。それに陸上職員さんたちもよく訪船して困りごとがないか気にかけてくれますし、親身になってすぐに対応してくれるので心強いです。部門の垣根を感じない、陸上職と海上職の距離の近さも広洋海運の魅力だと思います。

一日のスケジュール

パーゼロの場合(8:00〜12:00 & 20:00〜24:00)
(8:00〜12:00 & 20:00〜24:00)

※航海中の航海士の仕事としてワッチ(見張り)というものがあり、3交代制で1人が【4時間×2】行います。

一日のスケジュール

入社してからのストーリー

  • 1年目~ 1年目

    甲板員/入社後に広島海技学院で3ヶ月間講座を受講し、筆記試験合格後に甲板員デビュー。先輩航海士たちの指導のもと、甲板作業など雑務を行いながら仕事を覚える

  • ~現在 ~現在

    次席二等航海士/3年間の乗船履歴を積んだのち、4級海技士免許を取得。荷役機械の操作や積荷時の見回り、航海士や甲板長などの補助業務を行う